東海道新幹線の「のぞみ当時は、スーパーひかり」用として1990年(平成2年)に試作車が登場した
安定した高速走行を実現するために、車体の空力特性の向上のため車体断面が縮小し、車高は
100系より40cm程低くなったことと軽量化(アルミ合金)を行なった。さらに低重心化のため100系までは
天井にあった空調装置を床下に移動した。
スイッチング周波数の低いGTO素子のVVVFインバータ装置を採用したため、発車時と停車時にモーター
からの磁励音が目立つ。
交流モータの採用により、100系の直流モータと比較して出力は約30%アップしながら質量は約50%になって
おり、車両全体の軽量化に寄与している。
VVVFインバータ制御を利用して電力回生ブレーキも新幹線車両として初めて装備、モーターのない付随車は
電力回生ブレーキが装備できないため、渦電流ブレーキを装備、また、ブレーキ制御に応荷重装置を追加した。
最高運転速度 270km/h。
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