700系の後継車両としてJR東海、JR西日本の共同開発により2005年に量産先行車が完成した。
300系や700系との共通運用を考慮しつつ、曲線通過スピードの向上、乗り心地の向上、車内の静粛性、
さらなる環境対策、省エネ性の向上を推進しようというものである。
東海道区間の最高速度は、270km/hであるが、車体傾斜システムにより従来255km/hの制限のある曲線
区間を270km/hで走行しようというものである。最高運転速度 300km/h。(山陽区間)
電動車比率は、700系の12M4Tから14M2Tとなり、モーター出力も275kWから305kWにアップされた。
また、加速性能が2.6km/h/sとなり、通勤電車並みになり、最高速度に到達されるまでの時間が短縮された。
全車両に車体間ダンパと改良したセミアクティブサスペンションを採用し、車間部は、全周ほろで覆うタイプとして、
デッキの静粛化も行った。
客室は、全席禁煙となり、喫煙室が設けられた。
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